【独特な形状】スピードプレイの着脱方法、メリット・デメリット、ラインナップを全部まとめた

スピードプレイ

本格的にロードバイクに乗るようになると、重要になってくるのがポジションのセッティングです。特にシューズとペダルをつなぐクリート位置の調整は重要で、身体に合っていないと踏み込んだパワーを十分に推進力に変えられないばかりか、膝を痛める原因にもなってしまいます。
最適なクリート位置は乗り方やシチュエーション、ライダーのレベルによっても微妙に変わるため、上級者でも調整に苦労する人は少なくありません。

今回ご紹介するスピードプレイは、クリートの調整に苦労している人にぜひおすすめしたいペダルです。ペダリングに悩んでいる人は、もしかしたらスピードプレイに変えるだけで悩みが一気に解決するかもしれません。

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スピードプレイって、どんなメーカー?

スピードプレイは、かつてプロレーサーとしても活躍したリチャード・ベイネが1991年に創設した自転車パーツメーカーです。ベイネは自転車レースの最高峰であるツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアにも出場するほどのトッププロでしたが、固定ローラーやエアロハンドルバーの開発にも携わるなど、エンジニア的な指向を持つ人物でもありました。

また、引退後はトップアスリートたちのコーチとしても活躍しており、いち早く航空力学の考え方を自転車競技に取り入れた人物としても有名です。現在に比べるとまだまだ開発途上にあった自転車の構造に対し、科学的な裏付けを持って改良を進めた彼の思想は当時としてはかなり先鋭的なもの。こうした新しいものを積極的に受け入れる思想はスピードプレイのものづくりにも受け継がれており、多くのサイクリストからの支持を集める理由にもなっています。

 

トッププロも愛用する独特の形状、その秘密とは?

さて、そんなリチャード・ベイネがペダルシステムの特許を取得し、満を持して発表したのがスピードプレイというペダルです。まずはその外観から見ていきましょう。

スピードプレイ

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一般的に想像する自転車のペダルとは大きくかけ離れた外観なので「これで大丈夫?」と不安に感じる人もいるかもしれません。しかし、この独特な形状こそがスピードプレイの最大の特徴でもあり、数々のメリットを生み出す秘密でもあります。スピードプレイのメリット(と一部デメリット)について、簡単にご紹介しましょう。

 

クリート位置を微調整しやすい

ホビーライダーだけでなく、プロの選手までがスピードプレイを支持する最大の理由は、とにかくクリート位置を調整しやすいことにあります。

 

シマノやルックなど一般的なペダルの場合、クリートはシューズ裏の任意の場所に直接ネジ止めするシステムになっています。もちろんこれでも自由な調整は可能なのですが、基本的にはガイドもなにもないため「前後はそのままでほんの少しだけ内側」などのような微調整は簡単ではありません。調整のためにはいったんネジを緩める必要があるため、左右だけ調整したいのに少し前後にズレるといったことが起こりやすいのです。

スピードプレイ

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これに対し、スピードプレイは前後、左右、角度3つの調整方法がそれぞれ独立しているのが大きな特徴。母子球に対するペダル軸の位置、Qファクター、シューズの可動域といったクリート位置の要素をそれぞれ別々に調整できます。そのため「ペダル軸の深さはこのままでQファクターだけを少し狭めたい」や「クリートの位置はそのままで、かかとの角度をほんの少し内側に寄せたい」といった細かな調整が可能で、自分に最適なクリート位置を少しずつ探る作業が非常にやりやすいのです。

クリート位置はコンマ数mmずれただけでもフィーリングが大きく変わるもの。その調整がしやすいと考えると、プロからの信頼が高いのもうなずけるのではないでしょうか。

スピードプレイ

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クリートカバーを装着したまま使える

ビンディングペダルはペダリングの効率アップのために欠かせないものですが、いったん自転車から降りてしまうと歩きにくいというデメリットもあります。ライドの途中で立ち寄ったコンビニで、転けそうになった経験がある人も多いのではないでしょうか。

スピードプレイには「ウォーカブルクリート」というクリートカバーが付属していて、そのまま歩けるのも特徴の一つです。さらに、カバーを付けたままビンディングに装着できるので、普段のライドではカバーを意識することなく使用できるのも嬉しいポイント。もちろん通常のシューズには劣りますが、ライドの途中で軽く散歩するくらいなら十分こなせるでしょう。

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使い始めはペダルを脱着しにくい

スピードプレイを検討中の方はすでに聞いたことがあるかもしれませんが、使い始めはペダルが脱着しにくいというデメリットがあります。とにかく固く、ハマらないし外せないというのは有名な話。何か取り付け方を間違えているんじゃないかとネットで情報を漁るのも、スピードプレイ初心者のあるあるです。

立ちごけの心配をするかもしれませんが、実際には100回ほど脱着を繰り返せば普通の装着感になるのでご安心を。使い慣れてくると脱着のレスポンスもよく、ペダルの裏表もないため付けやすい、最高のペダルになりますよ!

 

ペダルとの一体感を重視するなら専用シューズもおすすめ

スピードプレイのクリートは一般的な三つ穴タイプのビンディングシューズに装着できますが、よりペダルとの一体感を重視するのであれば、専用シューズの使用をおすすめします。

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シマノなどのクリートが装着できるSPD-SLタイプのシューズは3つ穴ですが、スピードプレイ専用のシューズは4つ穴になっています。アダプターを挟むことなく、クリートを直接シューズの裏に装着できるため、ガタツキが起きにくくより一体感を高められるというメリットがあります。

 

スピードプレイのラインナップ

スピードプレイのペダルにはいくつかの種類があり、ライダーのレベルや走る場所によって使い分けすることができます。そのラインナップを簡単にご紹介しましょう。

まずはスタンダードな「スピードプレイ・ゼロ」

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まずは最もスタンダードな「スピードプレイ・ゼロ」。ペダルとビンディング、ウォーカブルクリートがセットになっており、迷ったらとりあえずこれを買っておけば間違いないでしょう。シャフトの材質はクロモリ、ステンレス、チタンの3つから選ぶことができます。カラバリも豊富です。

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空気抵抗を軽減する「スピードプレイ・ゼロエアロ」

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最近のロードバイクのトレンドでもあるエアロ化。空気抵抗の低減にこだわるならこの「スピードプレイ・ゼロエアロ」がおすすめです。キャッチは表面だけになりますが、エアロダイナミクスを考慮してデザインされたペダルは、一秒を争うレースの場面で強力な見方になってくれるでしょう。

かつてチーム・スカイ(現在のチーム・イオネス)のエースであったブラッドリー・ウィギンスが、UCIアワーレコードに挑戦する際に選んだのもこのペダルです。

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軽い力で着脱できる「スピードプレイ・ウルトラライトアクション」

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スピードプレイを試してみたいけれど、着脱の固さが心配という人には「スピードプレイ・ウルトラライトアクション」がおすすめです。ビンディングペダルに慣れていない人にも使いやすく、調整のしやすさなどのメリットはそのまま。まずはこのウルトラライトアクションから慣れてみるのもいいかもしれません。

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グラベルロードで力を発揮する「スピードプレイ・ゼロパヴェ」

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「パヴェ」とはフランス語で石畳のこと。その名の通り、石畳やグラベルなど過酷なコンディションに特化したのが「スピードプレイ・ゼロパヴェ」です。十字架のような独特な形状のペダルは泥や砂埃などを掻き出す効果があり、グラベルなどでもスムーズに着脱できるという特徴があります。

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まさに決戦用!究極の性能を突き詰めた「スピードプレイ・ナノグラムゼロ」

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ペダルボディとクリートボディにカーボン素材を使用し、さらにチタンシャフトとセラミックボールベアリングを採用した究極のペダルが「スピードプレイ・ナノグラムゼロ」です。軽量化と回転性能の両方を極限まで突き詰めたモデルで、まさに決戦専用のペダルと言えるでしょう。

 

スピードプレイはどんな人におすすめ?

クリートのセッティングに悩んでいる人

スピードプレイのペダルにはさまざまなメリットがありますが、まずおすすめしたいのはクリート位置に悩んでいる人です。先にも説明しましたが、ペダル軸、Qファクター、シューズの可動域を完全に独立して調整できるため、コンマ数ミリの微調整もしやすく、余計な部分がズレてしまう心配もありません。

また、スプリングの力で脚の角度を強制しない構造のため、膝の負担を大幅に軽減できるのも特徴の一つ。実際、膝の痛み対策としてスピードプレイを選ぶサイクリストも少なくありません。

 

歩きやすさを重視したい人

ロードバイク用のビンディングペダルといえばシマノのSPD-SLが一般的ですが、スタックハイト(ビンディングの厚み)が高く歩きにくいのが大きなデメリットです。ライドの途中にカフェに立ち寄ったり、観光したりもしたいけど、歩きにくさに悩まされている人も多いのではないでしょうか。

スピードプレイはスタックハイトが低いのでペンギン歩きをする必要もなく、さらに「ウォーカブルクリート」を使用すれば滑りにくいのも大きなポイント。歩きやすさを重視してフラットペダルやSPDを検討している人は、まずスピードプレイを試してみることをおすすめします。

 

プロ選手が移籍条件にしたペダル

かつてジロ・デ・イタリアを制覇した経験を持つイヴァン・バッソは、チームを移籍する際にスピードプレイを使用することを移籍条件にしたのだとか。過酷な条件でレースをこなすプロ選手にとって、ロードバイクのセッティングが重要なものであることは言うまでもありませんが、こうしたエピソードからもスピードプレイがいかに優れたペダルシステムであるかが垣間見えるのではないでしょうか。

セッティングに違和感がある。膝の痛みに悩まされている。スピードプレイは、そんなペダリングに悩みを抱える、すべてのサイクリストにおすすめしたいペダルです。

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