【超ハイスペック】軽さと回転性能が魅力!カンパニョーロのシャマルウルトラはどんなシーンで使うべき?

もっと本気で乗り込みたい、そろそろブルベにも挑戦してみたい。そんな本格志向のサイクリストが必ず一度は検討すると言われるのがカンパニョーロのシャマルウルトラです。選ばれる理由はどこにあるのでしょうか。その性能について、徹底的に分析してみました。

 

シャマルウルトラってどんなホイール?特徴と性能をまとめてみました

シャマルウルトラはイタリアの自転車パーツメーカー、カンパニョーロ社から発売されているミドル〜ハイグレードのホイールです。カンパニョーロは1933年にイタリアのヴィツェンツァで設立された老舗。ホイールのほかさまざまな自転車用パーツを手がけており、特にコンポーネントは「いつかはカンパニョーロ」と言われるほど、サイクリストにとって憧れのブランドだったりします。

カンパニョーロはローグレードからハイエンドまでいくつかのホイールを手がけていますが、今回紹介するシャマルシリーズは、ボーラシリーズ、バレットシリーズに次ぐ3番目のグレード。とはいえボーラやバレットは部分的もしくは全体にカーボン素材が使われているので、シャマルシリーズはアルミホイールの中で最も上のグレードという位置づけになります。

スペックを見てみましょう。

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https://www.campagnolo.com

シャマルウルトラ(Shamal Ultra)

  • タイヤタイプ:クリンチャー
  • リムマテリアル:アルミ製トリプル切削
  • タイヤサイズ:28″
  • リムハイト:前27mm、後30mm
  • リム幅:22.6mm
  • リム内幅:C17
  • 適合タイヤ幅:25~50mm
  • スポーク:アルミストレートプルエアロタイプ、フロント:ラジアル16本、リア:G3パターン21本、アルミニップル
  • ハブ:カーボンボディ、アルミフランジ、USBベアリング、プラズマ電解酸化フリーボディー
  • 重量:1,449g

最後の一行に釘付けになった人、多いのではないでしょうか。だって前後ペアで1,449gですよ。

あくまで一般的ですが、ホイールは軽いほうがいいというのがサイクリストにとっての常識。漕ぎ出しが軽い、速度が維持しやすい、ヒルクライムが楽になるなどさまざまなメリットがあります。重いホイールと軽いホイールとでは脚への負担が全く違うため、ブルベやレースなど本格的なライドほど大きな差になって現れるでしょう。

もう一つ注目すべきは、ハブにUSBベアリングが使われているという点。カンパニョーロやフルクラムのミドルグレード以上のホイールに採用されているセラミック製のボールベアリングで、スチール製のベアリングに比べて50%も優れた回転性能を誇るのだとか。実際に自転車に装着してタイヤを手で弾いてみると、本当に「いつまで回ってるんだ」とツッコミたくなるくらい回ります。

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ちなみにUSBとは「ウルトラ・スムース・ベアリング」の略。名前はちょっとアレですが、回転性能は本当にいいです。速度を維持するのがすごく楽になります。

 

スペックはほぼ同じ!シャマルミレとは何が違うの?

カンパニョーロには同じ「シャマル」の名前を冠するホイールが2つあります。一つは今回紹介するシャマルウルトラ。そしてもう一つはシャマルミレです。この2つ、一体何が違うのでしょうか。

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写真を見るとその違いは一目瞭然。シャマルウルトラはリム部分がシルバーなのに対して、シャマルミレは黒になっています。これはプラズマ電解酸化処理という加工が施されているためで、リムの耐摩耗性と制動力が向上しています。

具体的には、悪天候のライドや高速ダウンヒルなど、高い制動力を求められる場面でもコントロールしやすいのが大きなメリット。ただ、プラズマ電解酸化処理されたリムには専用のブレーキシューを使う必要があるため、いくつかのホイールを使い分けている人は注意する必要があります。

シャマルウルトラのみクリンチャーとチューブレスの両方に対応した2-Way Fitモデルがあるのも違いの一つ。チューブレスタイヤの運用を考えている人はシャマルウルトラ一択ということになります。

実のところ2つのホイールの違いはこの2点だけ。重量はシャマルウルトラのほうがわずかに10g軽いのですが、誤差の範囲と考えていいと思います。

というわけで、ブルベやダウンヒルなどブレーキ性能を重視したい場合は「ミレ」。価格を重視したりチューブレスタイヤ運用を考えている人は「ウルトラ」を選ぶといいでしょう。

 

他社製ホイールも気になる、対抗馬はやっぱり「レーゼロ」

バツグンの軽さと回転性能を誇るシャマルウルトラ。レースやブルベのほか、ヒルクライムやロングライドなどにもオススメできるホイールですが、いざ購入するとなると対抗馬が気になる人もいるでしょう。そう、あの「レーゼロ」の存在です。

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レーゼロことレーシングゼロを販売しているフルクラムはカンパニョーロの姉妹ブランド。そのため、両者の設計思想は非常によく似ています。同グレードなら性能差もほとんどありません。前輪が低くて後輪がちょっと高いリムハイト、最近の流行りであるワイドリムを採用している点も同じです。

写真を見比べてみると、後輪のスポークの組み方が少し異なります。シャマルウルトラは「MEGA-G3」に対して、レーシングゼロは「2:1スポークレシオ」という組み方。いずれもスポークを3本ずつ束ねて組んでいるのは同じですが、シャマルウルトラのほうが3本のスポークの間隔が短く、より星型に近い形状になっています。3本のスポークを近づけることでエアロ性能に優れ、軽やかな走りを実現できるのです。

また、レーシングゼロはスポークがリムに対してより均等に配置されるため、エネルギーの伝達性に優れているのが特徴。ホイールの剛性の高さもあり、踏んだ力をよりダイレクトに伝えられるという特徴があります。そのため、どちらかというとシャマルウルトラはヒルクライムやブルベ向き、レーシングゼロはレース向きと評されることが多いようです。

ただ、シャマルウルトラがレースに向いていないわけではなく、人によってはレースであっても剛性の高さより回転性能や脚残りのよさを重視したほうがいい場合もあります。いずれも甲乙つけがたい性能なので、自分にとって必要な機能を踏まえた上で選ぶことをおすすめします。

 

シャマルウルトラを買うべきはどんな人?

基本性能が高く、憧れのカンパニョーロブランド。もうそれだけでシャマルウルトラを購入する理由としては十分ですが、具体的にはどのような人が買うと幸せになれるのでしょうか。

どんな場面でも使える高性能なホイールが欲しい人

シャマルウルトラは軽くてよく回るホイールなので、正直それだけでどんな場面にも対応できます。先ほど「レースはレーシングゼロ」と書きましたがあくまで一般論で、軽さやエアロ性能が重要になる場面ではシャマルミレが優位に立つことも十分考えられます。

リムハイトもそれほど高くなく、最近のトレンドであるワイドリムにも対応しているため、どんな場面でも乗り手の要求に高いレベルで応えてくれるでしょう。基本性能と汎用性が高いこと、それがシャマルミレの大きな魅力です。

ヒルクライムやブルベに真剣に取り組みたい人

シャマルウルトラは汎用性の高いホイールですが、あえて得意分野をあげるとすればヒルクライムとブルベだと思います。レーシングゼロと比べるとわずかながら軽く、剛性も必要十分な性能を備えているためヒルクライムには最適なスペック。ダンシングをしてもよれる感覚もなく、踏み込んだ力をしっかりと推進力に変えてくれるでしょう。

また、回転性能とエアロ性能に優れているため、長距離を走る際も速度を維持しやすいのも大きな特徴。乗り味もいい意味でマイルドなので、ブルベなど過酷な状況で体力を温存しながら走りたい場合にもおすすめできます。

 

お得に購入できるのは、やっぱりWiggleが第一選択肢

どんな場面でも安定した性能を発揮してくれ、サイクリストにとっては心強い味方になるシャマルウルトラ。ただ、やはり値段も相応なので購入する勇気が出ない人も多いのではないでしょうか。自転車に乗っていると金銭感覚はだいぶおかしくなりがちですが、それでも10万こえるとちょっとためらいますよね……。

そんな人は一度、海外通販サイトをのぞいてみることをおすすめします。例えばサイクリスト御用達のWiggleなら、時期にもよりますが90,000〜95,000円ほどで購入できます。

海外通販とはいえサイトは全部日本語なのでご安心を。量販店と比べると30〜40%ほど安いので、見ているだけでも楽しいですよ!

Campagnolo – Shamal Ultra | Wiggle

 

必要十分な性能を備えた、最高のアルミホイール

アルミホイールはカーボン素材に比べると扱いやすく、プロでもない限り必要十分な性能を兼ね備えています。今回ご紹介したシャマルウルトラは、アルミの中では最高クラスのもの。より本格的に自転車に取り組みたいと考えている人は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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