【コスパ抜群!】日常使いできる決戦用カーボンホイール、Prime Black Editionはアリな選択肢か?

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ロードバイクに乗る人にとっては憧れのカーボンホイール。いつかは乗ってみたいと思いつつも、高価でなかなか手が出ないという人は多いのではないでしょうか。今回は、そんな人に向けて超絶コスパのホイールをご紹介しましょう。

「もっといいホイールはないか」と毎晩ネットの海をさまよっている人、その習慣は今日で終わりになるかもしれません。

 

Primeってどこのメーカーなの?

今回ご紹介するのはPrimeのBlack Editionというホイール。定番のシマノやカンパ、フルクラムなどに比べると少しマイナーなので、聞き慣れない人もいるかもしれません。

Primeはもともと北アイルランドの大手自転車通販サイトCRC(Chain Reaction Cycles)が生み出したプライベートブランド。その後CRCはWiggleに買収されたため、両方のサイトで取り扱われるようになりました。 プライベートブランド商品ということもあり、Primeの最大の特徴はコストパフォーマンスが高いことにあります。まずはその価格をざっくり見てみましょう。

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https://www.chainreactioncycles.com

どうですか?例えば左上にある「Prime BlackEdition50カーボンホイールセット」は92,866円です。

大事なことなのでもう一度言いますが「カーボン」の「ホイール前後セット」しかも「リムハイト50mm」モデルが92,866円です。セール前の参考価格である125,000円だとしても十分安い。もちろんクーポン使ってません。口癖が「新しいホイール欲しい」の人が、急に無言になるレベルの安さだと思います。 同じサイトでカンパニョーロのカーボンホイール「ボーラウルトラ50」が230,000円ほどで販売されていることを考えると、驚異的な価格と言えるでしょう。「どうしてここまで安いの?」と疑問を持った人もいるかもしれません。

Primeのブランドサイトや商品ページを見る限り、ホイールの製造国については何も記載されていません。ただ、大手通販サイトで販売できるほどの供給力や価格を踏まえると、中国製とみて間違いないと思います。いわゆる中華ホイールというやつですね。

自転車用品に限らず、中国製品には何かと悪いイメージがつきまといがちですが、実際には品質が高いものも低いものもあります。特に最近の自転車パーツは台湾だけでなく中国で製造されているものも増えており、その技術力はかなりのもの。実際に使ってみると、価格が倍以上もするヨーロッパのブランドパーツと遜色ない出来のものも珍しくありません。

そもそも、Primeは大手通販サイトのプライベートブランドで、自転車競技の国際統括団体であるUCIの認証も受けている商品です。そう考えると、少なくとも素性の確かなホイールであることは間違いないでしょう。

「Black Edition」と「RR-V2」の違いは?

Primeシリーズには2つのラインナップがあります。一つは今回ご紹介する「Black Edition(旧RPシリーズ)」。そしてもう一つが下位モデルである「RR-V2」シリーズです。この2つ、具体的には何が違うのでしょうか。

スペックから見える最も大きな違いは、ハブやベアリングなどの回転系です。Black EditionはR010、RRシリーズはR020というハブを採用しています。当然ながら前者のほうがグレードが上で回転性能も向上するため、巡航速度の維持という点では有利になるでしょう。

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http://primebikecomponents.com

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http://primebikecomponents.com

また、スポークもBlack EditionはDT SWISS製のDT AeroliteとDT Aero Compと呼ばれるモデルが使用されており、剛性と反応性が向上しているのも大きな特徴です。

ただ、スペック上で大きな違いはその点くらいで、実はリムのカーボン素材はT700 UDという同グレードのものが使用されています。それでいてRRシリーズの価格はBlack Editionシリーズの50〜60%程度に抑えられているのは大きな魅力といえるかも。

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http://primebikecomponents.com

セール時期とはいえ50mmハイトのカーボンホイールが58,000円ですからね……。ほんとにびっくりする価格です。

 

豊富なバリエーションとワイドリムがBlack Editionの特徴

価格はさすがにRRシリーズには勝てないものの、やはりPrimeホイールの第一選択肢はBlack Editionだと個人的には思います。その理由は、ハブやベアリング、スポークなどの構成が少しずつグレードアップされていること。せっかくカーボンホイールを購入するなら、性能にはこだわりたいのが正直なところです。

また、バリエーションが豊富で、用途に合わせてより細かい選択ができるのもBlack Editionの魅力です。

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http://primebikecomponents.comを元に作成

画像:lineup.png (http://primebikecomponents.comを元に作成)

ラインナップを見てみると、Black Editionはリムハイトが60mm、85mmのモデルが選択できるほか、走行性能が高いチューブラ運用ができるモデルもあります。さすがにリムハイトが85mmとなると重量も相応ですが、それでも1,800g台です。憧れのカーボンディープリムで、しかもこの価格と考えるとかなり魅力的なのではないでしょうか。

また、Black Editionは最近のトレンドでもるワイドリムに対応しているのも大きな特徴です。19Cサイズのリムを採用しているため、パワーロスの軽減や乗り心地の向上が期待できます。

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http://primebikecomponents.com

そのほかBlack Editionは名前の通り、デザインが黒ベースでシンプルなのも特徴のひとつ。特に単色のフレームに合わせると足回りが引き締まった印象になります。自転車がかっこいいとテンションも上がりますからね。それだけでBlack Editionを選ぶ人も多いんじゃないでしょうか。

 

Black Editionのおすすめホイール

Primeシリーズはコストパフォーマンスの高いカーボンホイールですが、ラインナップが豊富なため最初はどれを選んでいいか迷う人もいるかもしれません。そんな人のために、いくつかおすすめのモデルをご紹介します。

迷ったらまずはコレ、手頃な価格と高いリムハイトのBlack Edition50

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とにかく憧れのカーボンディープリムを手に入れたい。そんな人にはリムハイト50mmの「Black Edition50」がおすすめ。50mm程度であれば多少の横風も気にすることなく使え、汎用性も高いのでレースやブルベなどさまざまな場面で使っていけるでしょう。リムハイトは高いほうがかっこいいけど、用途が限定されるのは好ましくない。そんな欲張りな希望を持っている人にピッタリの選択肢といえます。

 

最軽量にこだわるなら、Black Edition28

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画像:BE28_01.png 出典:http://primebikecomponents.com

ホイールはやっぱり軽さが重要、そんな人には最軽量モデルの「Black Edition28」がおすすめです。リムハイトは28mmと控えめですが、なんといってもクリンチャーモデルで重量1,395gですからね。資料間違えたかと思ってもう一度公式サイトのぞきに行きましたが、やっぱり1,395gでした。チューブラなら1,233gです。これだけ軽ければ、ヒルクライムもきっと捗るでしょう。

 

まずはお試しから、価格重視ならRR-38がおすすめ

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画像:RR38_01.png 出典:http://primebikecomponents.com

価格重視で選びたいという人は、RRシリーズの「RR-38」がおすすめです。リムハイト38mmで1,548gとバランスがよく、レースやブルベなどどんな場面でも使っていける汎用性の高いモデルです。 最大の魅力はもちろん価格。標準小売価格は81,000円ほどですが、CRCやWiggleでの実勢価格はなんと50,000円台です。初心者が最初に乗り換えるホイールの定番であるゾンダやレーシング3と、あまり変わらない価格でカーボンホイールですからね……ただただありがたい話です。

 

Prime Black Editionは日常使いの「決戦用ホイール」

自転車に乗り慣れてくると、日常使いとは別にレースなどの大事な場面で使うとっておきのホイールを用意したいと考える人もいるかもしれません。いわゆる「決戦用ホイール」というやつですが、個人的にはあまりおすすめできません。

レースではただでさえ緊張するもの。慣れないコースを走ることになりますし、普段どおりの実力を出すのは簡単ではありません。そんな場面で、いくら高性能とはいえ普段と乗り味の違うホイールを投入するのは、正直リスクが大きいと感じます。

それよりも、ホイールをコスパのいいものに変えて普段からしっかり乗り込み、自分の体になじませることをおすすめします。高出力を長時間維持したり、ライバルたちの加速に「今ここで」対応したり、そんな場面でホイールのフィーリングを分かっていることは大きなアドバンテージになります。

Prime Black Editionは、そんな日常使いの「決戦用ホイール」としてピッタリのコスパと性能を備えたホイールです。ワンランク上の走りを目指したい人にとって、最高の相棒になってくれるでしょう。

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